留学生や外国籍の社員、地域に暮らす外国人との交流を深める企画として、餅つきを取り入れる方法があります。杵を交代で持ち、掛け声を合わせながら楽しむ餅つきは、言葉が十分に通じなくても同じ体験を共有できるのが特徴です。
一方で、餅つき自体が盛り上がっても、同じ国や所属の人同士で固まり、参加者同士の会話が十分に生まれないこともあります。
この記事では、餅つきを「見て、ついて、食べて終わり」にせず、国際交流につなげるための進め方を紹介します。
餅つきの前に会話のきっかけをつくる

参加者同士が話すきっかけをつくる方法の一つが、4〜6人ほどの少人数に分かれてもらうことです。グループ分けを取り入れる場合は、日本人と外国人が自然に交流できる組み合わせを意識しましょう。色や番号を付けた名札を配っておくと、参加者が自分のグループを把握しやすく、スムーズに案内できます。
グループ分けをしたら、名前と好きな食べ物を紹介し合います。食べ物の話題なら、言葉に自信がなくても写真や身振りを使って伝えやすく、このあとの餅の試食でも会話を続けやすくなります。
さらに、「お祝いの日に何を食べるか」「みんなで作る料理はあるか」といったお題を用意すると、互いの文化を知るきっかけになります。お題は日本語と英語、必要に応じて参加者の多い言語で書いておきましょう。
言葉だけに頼らず餅つきの進め方を伝える

餅つきは、道具の扱い方を誤るとけがにつながるため、体験前にスタッフが杵の持ち方や動きを実演します。「杵を振っているときは臼に近づかない」などの約束も、イラストや多言語の掲示で示すと伝わりやすくなります。

ただし、臼の中の餅を返す作業には経験が必要です。参加者には杵でつく役を体験してもらい、返し手はスタッフが担当するなど、安全を優先して役割を決めましょう。
杵を持つことに抵抗がある人には、掛け声や撮影など、別の関わり方を案内します。「よいしょ」の掛け声は言葉が分からなくてもまねしやすく、会場の一体感も生まれます。
食事上の配慮を事前に確認する

参加者を募集する段階で、食物アレルギーやベジタリアン、ハラルなど、食事上の配慮が必要かを確認します。
餅だけでなく、あんこ・きなこ・のり、追加する汁物や飲み物の材料も業者に確認して、原材料やアレルゲンを多言語で案内できるようにしておきましょう。
また、餅を初めて食べる参加者には、喉に詰まらせる危険があることを伝えて、小さく分けてよく噛んで食べるよう案内しましょう。乳幼児や高齢者が参加する場合は、周囲の人が食事の様子を見守ることも大切です。
まとめ
国際交流の餅つきを会話につなげるには、体験前に少人数のグループをつくり、食文化を話題にすることがポイントです。
当日は実演や掲示で安全な動きを伝え、体験しない人にも掛け声などで参加してもらいましょう。食事制限やアレルギーは、申し込みの段階で確認しておくことが大切です。

開運出張もちつき隊では、外国人ゲストが参加する場合、事前の相談により可能な範囲で言語対応ができるスタッフが同行します。

アレルギーやベジタリアン、ハラルなどに配慮したメニューも、シェフと相談のうえで対応可能な内容を案内しています。参加人数と必要な配慮が分かった時点で、早めにご相談ください。
準備から当日の運営、片付けまで、主催者様の負担を軽減しながら安心して餅つき大会を実施できます。参加者の思い出に残る体験を提供したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。