周年記念や新年会、開店祝いなど、お祝いの場を企画する際、「定番の余興では物足りない」と感じたことはないでしょうか。
そんなときに選択肢の一つとなるのが餅つきです。餅つきは、参加者が実際に杵を持ったり、掛け声をかけたりと、会場全体を巻き込めるのが魅力です。
この記事では、お祝いの席で餅つきが喜ばれる理由や演出のアイデア、開催前に押さえておきたい準備と注意点を解説します。
お祝いの席で餅つきが喜ばれる理由

お祝いの席に餅つきが取り入れられるのには、どのような理由があるのでしょうか。3つの視点から見ていきましょう。
縁起のよい行事として節目にふさわしい
餅は古くから縁起物として親しまれてきました。餅つきは、周年、新年、開店といった節目の場にもなじみやすく、会の趣旨にも取り入れやすい演出です。
あるデパートの10周年記念イベントでは、支えてくれた人への感謝を伝え、節目の喜びを分かち合う場として餅つきが選ばれました。このように、周年記念などお祝いのイベントで、実際に餅つきが取り入れられています。
掛け声で会場全体が一つになる
餅つきは、つく人だけが楽しむ余興ではありません。見ている人も「よいしょ」と声をかけられるため、一緒になって楽しめます。先のデパートの事例でも、テンポのよい掛け声によって会場が一体となりました。
参加者が声を合わせて盛り上がれるのも、餅つきならではの魅力といえるでしょう。
幅広い年代と立場の人が関われる
餅つきは、杵を持つ、掛け声をかける、つき上がった餅を受け取るなど、参加者それぞれの形で楽しめます。ある商業施設の新年イベントでは、子どもや海外からの来訪者など、さまざまな人が参加し、会場がお祭りのような賑わいに包まれたといいます。
参加者の層が幅広いイベントでも、餅つきを楽しんでもらえるでしょう。
お祝いを盛り上げる餅つきの演出アイデア

ここからは、お祝いの席で餅つきを盛り上げる4つの演出を見ていきましょう。イベントの内容や参加者に合わせて、取り入れてみてください。
1. 主役や来賓に杵を持ってもらう
代表や来賓に最初の一振りを担ってもらうと、挨拶のあとに餅つきを始めるきっかけになります。式典から餅つきへ自然につなげられるため、進行にもメリハリが生まれるでしょう。
杵を持つ姿を写真に残しておくと、社内報や広報資料などにも活用できます。
2. 参加者が順番に餅つきを体験する
希望者が順番に杵を持って餅をつく方法なら、見ている人も次は誰がつくのか楽しみながら、餅つきに参加できます。ある会社の新年会では、その年の繁栄を祈って社員が順番に餅をつきました。
実際に杵を持って体験することで、見るだけでは味わえない餅つきの楽しさを感じてもらえるでしょう。
3. つき上げた餅を主役から手渡しする

洋装の結婚式で行われた事例では、つき上がった餅を新郎新婦が一人ひとりに手渡し、幸せのおすそ分けをしたそうです。餅つきは和のイメージが強いものの、洋装の式でも違和感なく楽しめたといいます。
配る行為そのものを演出にできるのもポイントです。主役と参加者が一人ずつ向き合う場面は、一つの思い出に残るでしょう。
4. 他の演出と組み合わせる
餅つき単体ではなく、他の演出と組み合わせる方法もあります。デパートの10周年イベントでは、和太鼓の生演奏と組み合わせて実施されました。
『開運出張もちつき隊』では、樽酒の鏡開き、縁日・屋台、マグロの解体ショー、BBQといったオプションも用意しています。寒い時期の新年会でお雑煮とお汁粉を追加するなど、季節に合わせた組み立ても可能です。
実際の開催事例は、事例紹介ページで確認できます。
お祝いで餅つきを行うための準備と注意点

「準備が大変そう」「屋内でもできるの?」「衛生面は大丈夫?」といった不安もあるでしょう。ここでは、3つのポイントに分けて見ていきます。
1. 会場の広さと使用条件を確認する
臼と杵を置くスペースに加え、杵を振る動作に必要な周囲の空間や、参加者が並ぶ場所を確保できるか確認しましょう。杵を振り上げるため、天井の高さにも注意が必要です。
屋内での開催を考えている場合は、会場の広さだけでなく、実際に餅つきができる場所かどうかも確認しておきましょう。企業の会議室やマンション管理組合のイベントで実施された事例もあります。
開運出張もちつき隊では、以下の場所でも実施が可能です。
- 自治会内の公園
- マンションの駐車場
- エントランスホール
- 養生を行ったタイル貼りのエントランス
屋内の場合は、床の養生や音についても、会場の管理者に事前に確認しておきましょう。
2. 参加人数に合わせて餅の量と提供方法を決める
その場で食べてもらうのか、持ち帰り用に包むのかによって、必要な準備も変わります。会場に飲食スペースがあるかなど、餅の提供方法も決めておきましょう。
商業施設の新年イベントでは、パッケージ餅の配布を2回実施し、いずれも約30分ほどで終了する盛況ぶりだったそうです。幹事からは「来年はもっと増やそう」という声も出たといいます。参加人数や配布方法を踏まえて、必要な餅の数量や配布回数を調整することもポイントです。
3. 衛生管理と安全対策を整える

餅つきは、実際に餅をつく工程があるため、衛生面や安全面にも配慮が必要です。東京都保健医療局は、次のように注意を呼びかけています。
『餅つき』は、手に触れる工程が多いため、餅に菌やウイルスがつきやすく、注意が必要です。
実際に、幼稚園の餅つき会で参加者340名のうち136名がノロウイルスによる食中毒を発症した事例があります。
同局は原因として、餅つきの全工程が素手で行われ、作業前やトイレ後の手洗いが徹底されていなかったこと、返しの水の容器が洗浄されず、他の器具類も十分な洗浄・消毒を行わずに使われていたことを挙げています。そして、臼や杵、返しの水を介して餅が汚染され続けたと考えています。
自分たちで餅つきを開催する場合は、次の点に注意が必要です。
- 作業前の手洗い
- 体調が悪い人を調理に関わらせないこと
- 器具や水の管理
同局は、杵でつく餅とは別に、その場で食べる餅(市販品や餅つき機でついたもの)を用意することも勧めています。
衛生管理の体制がある業者に任せるのも選択肢の一つです。あわせて、杵の周囲に人が近づかないよう、動線も整えておきましょう。
出典:東京都保健医療局『こうしておこった食中毒【家庭編】⑤ 餅つき会でのノロウイルス食中毒』
まとめ

お祝いの席で餅つきが喜ばれる理由として、節目にふさわしい縁起物であること、掛け声で会場が一つになること、さまざまな人が関われることが挙げられます。演出を工夫することで、お祝いの席をさらに盛り上げることも可能です。
餅つきを取り入れる際は、会場の広さや使用条件、餅の量と提供方法、そして衛生管理と安全対策を確認しておきましょう。

『開運出張もちつき隊』では、餅つきに必要なもち米、臼、杵などを用意し、前日の仕込みから当日の準備・片付けまで対応しています。使用する杵は神社でご祈祷を受けたものです。つき上げた餅は磯辺巻き、きなこ、あんこの3種類で提供し、トッピングのオプションも用意。希望者はスタッフのサポートを受けながら餅つきを体験できます。
15年以上のクルージングや出張BBQのイベント運営経験があり、衛生管理に精通したスタッフが対応しています。
餅つきを開催したいものの、会場や準備について迷っている場合は、お問い合わせページから相談できます。