年末の恒例行事といえば「餅つき」を思い浮かべる方も多いでしょう。家族や地域で賑やかに行うものですが、「いつ行うのが正しいのだろう?」と悩むことはありませんか?
実は、餅つきには「縁起の良い日」と「避けるべき日」があり、古くから年末の暮らしに根付いてきました。せっかくの行事ですから、可能であれば吉とされる日に行い、気持ち良く新しい年を迎えたいものです。
今回は、年末の餅つきを行うタイミングについて詳しく解説します。餅つきにおすすめの出張サービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
年末の餅つきで避けるべき日はいつ?
年末の餅つきで避けた方がいい日程は、次の2日間です。
▼餅つきで避けた方がいい日
- 12月29日
- 12月31日(大晦日)
年末の餅つきには、古くから「避けたほうがよい日」とされる日程があります。代表的なのが12月29日と31日です。
29日は、「二重苦」「苦餅」と読める語呂合わせから縁起が悪いと考えられてきました。特にお正月に神様へ供える鏡餅をこの日に用意すると不幸や災いを招くとされ、昔から避けられています。
31日の大晦日に行う餅つきは「一夜餅」と呼ばれます。これは神様を迎える準備を前日ぎりぎりに行うことを意味し、「一夜限りで誠意に欠ける」と解釈されるため、好ましくないとされています。
そのため、年末に餅つきをする場合は28日や30日を選ぶのが良いでしょう。28日は「八」という末広がりの数字で縁起が良く、30日は大晦日の前日で落ち着いて準備が整う日とされています。
こうした風習を意識することで、餅つきをより意味深く、そして新しい年を気持ちよく迎える行事として楽しむことができるでしょう。
年末は都合が合わない…年始の餅つきはいつが良い?
年始で餅つきをするのにおすすめの日は、次の通りです。
▼餅つきにおすすめの日
- 1月2日
- 1月3日
- 1月15日前後
年末に予定が合わず餅つきができなかった場合でも、年始に行うのは縁起を損なうことはなく、むしろ新しい年の祝いと結びつく良い行事になります。特に1月2日と3日は、古くから餅つきに適した日とされてきました。
元旦の1月1日は、歳神様をお迎えし家族で静かに新年を祝う日です。そのため、この日は大勢でにぎやかに餅つきをするよりも、落ち着いた時間を過ごすことが望ましいとされています。
翌日の1月2日は「事始めの日」と呼ばれ、一年の活動を始めるのにふさわしい日です。この日に餅をついて食べることで、家族の繁栄や健康を願う意味が込められ、縁起が良いと考えられています。
1月3日は、正月行事がひと段落し親族や友人が集まりやすい時期です。落ち着いた中で餅つきを楽しめるため、大人数で行うイベントにも適しています。正月三が日の間に餅つきを行えば、歳神様に供える鏡餅や祝い餅としての意味も深まり、新しい一年を清らかな気持ちで迎えることができます。
また、1月15日前後に餅つきを行う地域もあります。この時期は豊作祈願やどんと焼きと合わせて、餅つきを賑やかに行うことが多いです。
縁起を大切にしながらみんなで餅つきを楽しもう
餅つき自体は縁起の良い行事です。より意味を大切にするなら、日取りの良い日に実施するのが望ましいでしょう。
年末は29日・31日を避けた日程、年明けは2日・3日・15日前後が縁起を意識した餅つきにぴったりの日です。
いざ餅つきをやろうと思った時、「意外と準備するものが多いな」「道具をそろえるのが難しい」ということも。年末年始で忙しい中、道具を一からそろえたり、もち米の前日準備をしたりするのは大変です。
年末や年明けの餅つきを考えている方は、「開運出張もちつき隊」の利用をおすすめします。
開運出張もちつき隊は、餅つきに必要なもち米や臼、杵といった道具一式から、餅をおいしく味わうための各種トッピングまですべてをご用意し、ご希望の会場へお届け可能です。前日からの仕込みや当日の準備・後片付けはもちろん、安心して楽しめる餅つきのコツや進行方法もスタッフが丁寧にサポートします。
基本の餅つき作業はスタッフが行いますが、ご希望があれば参加者のみなさまにも実際に杵を持って体験していただけます。力を合わせてついたおもちは格別で、なめらかで柔らかな食感が自慢です。
つきたての餅を、特製トッピングとともにその場で味わう贅沢をぜひお楽しみください。