杵と臼を使った本格的な餅つきは、昔ながらの日本文化に触れる良い機会です。
しかし、いざやってみようと思っても「どのような手順で進めればいいのかわからない」「上手に餅をつくコツが知りたい」と悩んでしまうもの。
そこで今回は、杵と臼を使った餅つきのやり方や、安全に楽しむためのポイントをわかりやすく解説します。準備やコツを押さえて、誰でも安心・楽しく餅つきを体験しましょう!
杵と臼でつくお餅はやっぱりおいしい!
杵と臼でついたお餅の魅力は、なんといっても「つきたて」の風味と食感にあります。もち米が力強くリズミカルに打たれることで、ほどよく粒が潰れ、粘りとコシが絶妙に引き出されます。
手作りならではの自然な甘みと、ふっくらと柔らかな口当たりは、市販品ではなかなか味わえないぜいたくです。
また、餅つきは家族や地域のつながりを感じられる行事でもあります。
杵を振り下ろす音や、蒸したてのもち米の香ばしさ、みんなで協力してお餅を仕上げていく一体感は、思い出に残る貴重な体験となるでしょう。
つきたてのお餅をその場でちぎってきな粉や大根おろしで味わえば、そのおいしさに自然と笑顔がこぼれるはずです。
初心者でも大丈夫!杵と臼を使った餅つきのやり方
杵と臼を使った餅つきの基本的な流れは、以下のとおりです。
- もち米を洗って浸水する
- もち米を蒸す
- 臼と杵の準備をする
- 「こね」と「つき」の工程
- つきあがった餅を成形する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.もち米を洗って浸水する
まずはもち米をしっかり洗い、たっぷりの水に浸します。浸水時間の目安は、夏場で6〜8時間、冬場では10〜12時間程度です。
しっかり吸水させることで、ふっくらとした仕上がりになります。
2.もち米を蒸す
十分に浸水させたもち米をざるにあげ、30〜40分ほど蒸し器で蒸します。途中で一度かき混ぜ、均等に火が通るようにしましょう。
指でつまんで芯が残らなければ蒸し上がりのサインです。
3.臼と杵の準備をする
餅つきを始める前に、臼にお湯を注いで温めておきましょう。冷えたままだと餅がくっつきやすくなります。
十分に温めたら、水分をしっかり拭き取ります。杵も使用前に清潔な状態にしておきましょう。
4.「こね」と「つき」の工程
蒸したもち米を臼に入れたら、まずは杵で軽く押しつぶすようにして「こね」の工程を行います。もち米がまとまってきたら、いよいよ本格的な「つき」に移ります。
1人が杵でつき、もう1人が水をつけた手で餅を返す「手返し」を交互に行うのが基本です。リズムよく息を合わせて作業することで、滑らかで弾力のあるお餅に仕上がります。
5.つきあがった餅を成形する
餅がなめらかでつやのある状態になったら、バットや台に移し、水や片栗粉を手につけて小分けに丸めます。
きな粉、あんこ、大根おろしなどお好みのトッピングで楽しみましょう。
ケガなく楽しく!餅つきで気をつけたいポイント
餅つきは楽しい反面、ケガや衛生面での注意も必要です。
以下のポイントを意識して、安全に行いましょう。
杵を振るときは周囲に注意
餅つきで最も大切なのは、安全な距離を保つことです。餅をつく際は、杵を振る人と餅を返す人(手返し係)の息を合わせ、一定のリズムで作業しましょう。
杵を振る動作は力が必要で危険も伴います。子どもが参加する場合はなるべく大人が手を添え、しっかり見守ることが大切です。
衛生管理を徹底する
手作りで餅を扱うからこそ、衛生面には十分注意しましょう。基本的なことですが、餅を触る前には必ず手を洗いましょう。
また、使用する臼や杵、蒸し器、テーブルなどは、事前にしっかり洗浄・消毒を行っておくと安心です。もち米を扱うザルや蒸し布も清潔なものを使いましょう。
高温の蒸し米や餅に注意
蒸したてのもち米や、つきたての餅は非常に高温になるため、やけどの危険があります。
臼から餅を取り出すときや成形時には十分注意し、必ず手を濡らすか、軍手を着用するなどして熱さ対策をしましょう。
特に子どもが触るときは大人がサポートしてください。
臼と杵で最高の餅つき体験を!
杵と臼で行う餅つきは手間はかかりますが、その分だけ味も楽しさもひとしおです。しっかりと準備を整え、安全に配慮しながら行うことで、家族や仲間との大切な時間になります。
しかし、「臼や杵を揃えるのは難しい」「準備が大変そう」と感じる方もいるはず。そのようなときには、出張餅つきサービスの利用がおすすめです。
「開運出張餅つき隊」では、餅つきに必要な臼や杵をはじめ、備品やトッピングなどのすべて用意して出張対応いたします。
プロのスタッフがしっかりサポートするので、衛生面や安全面も安心です。初めての幹事様でも、手間なく餅つきイベントを実現できます。
道具準備は不要で、基本的な餅つきの工程はスタッフが担当するため、初めての方でも安心して参加できます。
「開運出張餅つき隊」では、ご希望に応じて実際に杵を振って餅つきを体験することができます。
社員のみなさんが力を合わせて餅をつく姿は、イベントの盛り上がりにもつながり、写真映えも抜群!何よりも、自分たちの手でついたつきたての餅は、なめらかでやわらかく、その場で味わう一口に、思わず笑顔がこぼれます。
餅つきは、複数人で息を合わせて行うアクティビティだからこそ、自然とチームワークが育まれるのが魅力です。
部門の垣根を越えた交流が生まれたり、普段とは違う一面が見られたりと、社内コミュニケーションの活性化にも効果的。年末年始の社内イベントや新年会、社員参加型の周年記念にぴったりのコンテンツです。
本格的な餅つきを、もっと手気軽に体験したい方は、この機会に「開運出張餅つき隊」へお問い合わせください。